02 Kouya Nagaritei

「こうやながりてぃ 川は流れ」について

私が育った頃の徳之島の夜空は、真っ暗でした。都会のように沢山のネオンがありませんし、朝早くから農作業が始まる島の夜に明かりは少なく、真っ暗な空に、大きなお月さま、大小の星々が沢山、手が届きそうな程に見ることができました。流れ星もまるで降るようでありました。川のほとりに大の字に寝ころび、見ていた美しい情景です。


兄と筏を作り、川から海へと乗り出しました。「向こう岸まで、行くぞ~」と言う兄の後を追い、漕ぎだしました。すぐに辿り着けると思った向こう岸は、遠く、たどり着けず、それはそれは険しい 冒険の旅になりました。
 
私達の人生も 近いようで遠い と思うことがあります。しかし、手が届く と信じて漕ぎ続ける…。そう 手が届くと信じて漕ぎ続けることにこそ意味があるのではないでしょうか?
 
そんなことを想って できた唄です。