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こんな場所があったら・・・

私を育んでくれた徳之島にあった村落集合体、 子供から年寄りまでが繋がれるような あたたかなコミュニティは、 世界に誇れるものであると思います。 「排除するのではなく、共に生きる知恵」にあふれた 島の祖先達の精神をつないでいきたい。 島で生まれ育った私が頂いてきたぬくもりを 世界へ、そして後世へ、伝え、渡していきたいと思います。 そうして人々が居心地のよさを感じて集まってくる… そのような場を歌を通して、つくっていければと思っています。

プロフィール

鹿児島県の奄美諸島 徳之島出身の歌手。8人兄弟の末っ子として、子どもの頃から島の自然の中で遊び、天真爛漫に育つ。その活発さと万能さゆえ、「ワンダーウーマンみたいだった」(同級生)との証言も聞く。

 

父親は、伝統ある徳之島闘牛の「横綱」を2頭も育て上げた人物。 鋭い野生的な感性の持ち主で、牛や他の動物達とのコミュニケーション能力は、周囲を驚かせる程であり、また、相撲でも小さな体ながら、土がついたことが無いと言われる程、強かったという。そんな父親から、アーティストに必要な、感性の豊かさと、感覚の鋭敏さを引き継いだ。 

 

剣道で徳之島の小学校女子で最年少優勝。将来を期待されたが、中学校1年の時、不慮の事故で大けが。その治療のため、千葉県の中学へ転校し、長い入院生活を送ることになる。

 

けがの後遺症を克服しようと、東洋医学、整体などに興味を持ち、やがてセラピストとして本格的に活動。身を立てる。

 

ところが、そこで出会った、バークレー音楽院卒のジャズベーシストだった、吉福伸逸(よしふくしんいち)氏との出会いが、大きな転機になった。吉福氏は、かつてニューヨークで活躍した、プロのミュージシャン。その耳は本物である。その吉福氏が、セラピーの会合で、たまたま順田が歌った、奄美の民謡を聞いて、順田に歌うことを強く勧めた。そして吉福氏に切望されるかたちで、2008年、歌い始める。

 

2012年、「奄美島うた のど自慢 東京大会」 新民謡の部で優勝。この年、ロサンゼルスで開催されたチャリティコンサートにも出演。元ちとせさんや、中孝介さん等と同じステージに立ち、鮮烈なデビューを飾る。

 

2013年 ファーストアルバム 「おぼらだれん」をリリース。クチコミで評判が広がり、「手売り」にもかかわらず、3か月で初版2000枚を完売。

 

2013年 12月 鹿児島国際音楽祭出演

 

2014年 2月 鹿児島の南日本放送「NEWS NOW」のエンディングテーマに「フーグァ 福をもたらす子」が採用。

 

以降、TVのニュース番組からの取材や、ラジオ日本、FMラジオ世田谷、NHK-FM等に続々と出演する日々。 

 

 

現在は東京在住。3児の母。「フーグァ」の歌詞に表れている、徳之島の人と自然を大事にする考え方や、彼女を取り巻く、島の愉快な人々の話しなど、ステージトークの話題の豊かさでも評価されている。

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